援助交際は、なにかと問題の多い行為で、特に出会い系サイトの初心者や未成年者が手軽に楽しめるものではないことを、初めに強調しておきましょう。
特に援助交際においては、金銭のやり取りが行われることが基本になるので、大人の火遊びとして理解されることが一般的です。
間違っても、サイトを使ってお友達を見つけるのだという軽い気持ちで、援助交際に手を出すことはやめてください。
援助交際の魅力は、手軽な性欲の解消手段にあると思われます。
もちろん、援助交際目当ての男性を探している女性に出会うことは、たいへんな苦労を強いられることでしょう。
けれども、出会い系サイトを活用することでその負担はいくらか軽減されます。
自身も性欲を持て余している女性が、ちょっとしたお小遣い稼ぎのついでに援助交際をやろうと考えている可能性は、ままあるからです。
特に、若い女の子の援助交際希望者は、世間で取り立たされるほど多くはないのですが、最近では熟女(人妻)の援助交際希望者が増えてきましたね。
夫が仕事に出ている都合上、基本的に昼間は家で独りきり。
その生活に嫌気がさして、何とかお小遣い稼ぎができる環境はないものかと考えた結果、援助交際に手を染めるというケースが非常に多いようです。
援助交際は、性欲の解消を目的とするお付き合いとしては非常に有効であると書きました。
お金のやり取りでもめなければ基本的にあとくされがないですし、恋人同士のような密な関係を求めあうわけではないので、自分と相性が合わないと感じたら、まるで服を着替えるような感覚で、他のパートナーに乗り換えればいいのです。
基本的に、援助交際を行う相手はセフレに分類されるもの(場合によっては、セフレの方がよほど親密な関係を期待できる場合すらあり得るほど)ですから、二人の間に恋愛感情を求める必要はないのです。
ただ、冒頭にも書いたとおり、援助交際には金銭のやり取りが伴います。
それゆえ、ある程度の収入がある方しか楽しむことができません。
また、お金の規約に関しては事前にしっかり決めておかないと、後になってから深刻な金銭トラブルに発展する可能性をはらんでいます。
それらの点にくれぐれも注意して、出会いを果たしてください。
性病は本当に恐ろしい
援交をする前に検査をしましょうと呼びかければ、すぐさまその意味を悟る人と、なかなかピンとこない人に分かれるようです。
パートナーとの性行為に慣れた人はピンと来るのでしょう。
ですが、そうではない人が悪いと言っているわけではありません。
ただ、これは真面目な話なので、しっかりと頭に叩き込んでくださいね。
セックスが男女の双方にとって、ただひたすらに気持ちがよくて満足のいく行為であるなら、何の心配もいらないのです。
ところが、世の中はそれほど単純ではありません。
セックスには大きなリスクが伴います。
子供ができるとか、男女のどちらかおよび双方が深く傷つく恐れがあるということを言っているのではなく、ここでクローズアップしたいのは、性病に関する問題です。
援助交際の場合は特に、不特定多数の相手がどこの誰なのか、素性が全く分かりません。
もちろん、実際に会うことになる前の段階で連絡を取り合い、プロフィールを交換し、顔写真を公開することも珍しくないでしょう。
しかしながら、相手の身体の中の事情までは分かりません。
相手の身体が健康かどうか、実際に会ってからしか(場合によっては実際に会ってもなあ)分からないのです。
性病が厄介だとされるポイントはいくつかありますが、とりわけ、性行為を通じて他者に病気を移してしまうこと、そうして、自覚症状がほとんどないために、自分が感染していることに気が付かず、また別の誰かとセックスする機会を持って、病気をうつしてしまうことです。
危険性をある程度は認知できていても、病気の蔓延を完全には防ぎきれない――そんな恐ろしさが、性病にはあるのです。
出会い系サイトの悪徳詐欺に引っかかる場合と似ていますが、自分だけはだいじょうぶだろう、まさか性病に感染する恐れはないだろうと油断している人に限って、たいへんな目にあうものです。
自覚症状がほとんどないため、感染を防ぐためには、病院での検査を受けるほか、有効な手段がありません。
またその際に、医師の口から性病に関して有用なアドバイスを聞くこともできるので、しっかりと耳を傾けることが賢明でしょう。
繰り返しますが、セックスはただ単純に気持ちが良いだけの好意ではないのですよ。
行為の裏側には、時としてとても背負いきれないほどの大きなリスクが伴っているのです。
そのリスクと対処法をしっかりと理解したうえで、大人としての責任を持ったお付き合いをしましょう。